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鉄道保守、新システムで簡略 伊豆急が実用化へ実験

(2018/9/28 07:30)
レーザーを搭載した計測車を積載した鉄道車両=27日午後、伊東市の伊豆急行伊豆高原輸送管理センター
レーザーを搭載した計測車を積載した鉄道車両=27日午後、伊東市の伊豆急行伊豆高原輸送管理センター

 東急グループと首都高グループは27日、伊東市の伊豆急行伊豆高原輸送管理センターで記者会見し、新たな鉄道保守管理システム(鉄道版インフラドクター)の共同開発に着手すると発表した。首都高グループが開発した道路構造物の維持管理システム(インフラドクター)を鉄道に転用したもので、国内初の試み。20日から伊豆急行全線(伊東-伊豆急下田駅間、45・7キロ)で実証実験を開始した。
 インフラドクターはレーザースキャンによる3次元点群データと地理情報システム(GIS)を連携させることで、異常箇所の早期発見や構造物の3次元図面の作成、データの一元管理などが可能になる。首都高では2016年から導入し道路管理の作業時間が90%軽減されたという。
 鉄道への転用では、首都高で使われている計測車を積載した鉄道車両を走らせ、あらかじめ全線の3次元図面を作成。点検時は車両を走行させるだけで元の図面との誤差を計測できるため、これまでの手作業によるトンネル打音検査や目視点検を簡略化できるという。伊豆急行の小林秀樹社長は「トンネルや橋が多く保守管理に時間を要する路線。新システムで作業を効率化し、安全性も向上させたい」と話した。実証実験は29日までに路線計測を終える予定。その後はデータ解析と精度検証を進め、早期の実用化を目指す。

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