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スズキ会長、財団設立 私財投じ福祉など助成

(2018/9/1 08:22)
創業者の鈴木道雄氏の銅像と写真に収まる鈴木修会長=31日、浜松市南区のスズキ歴史館
創業者の鈴木道雄氏の銅像と写真に収まる鈴木修会長=31日、浜松市南区のスズキ歴史館

 スズキの鈴木修会長は31日、私財を投じ、創業者で義理の祖父に当たる故鈴木道雄氏を冠した公益財団法人「鈴木道雄記念財団」を設立したと発表した。障害者や高齢者など福祉施設への車両寄贈、陸上などスポーツの普及・振興に資する助成を行う。
 修会長が保有する全自社株57万株を拠出する。当初は25万株を資産財産とし、株式配当を財団運営に充てる。残る32万株は将来的に寄付するという。1月に一般財団法人を設立し、5月に公益認定を受けた。理事長は修会長が務め、10月から助成を始める。助成規模は年間1千万円程度。
 同社は1920年3月、道雄氏が鈴木式織機として設立。52年に輸送用機器に進出して二輪車を発売し、55年には日本初の軽四輪自動車「スズライト」を市場投入した。90年に現社名となった。
 浜松市南区のスズキ歴史館で記者会見を開いた修会長は「会社がここまで成長できたのは創業者の鈴木道雄、2代目社長の鈴木俊三をはじめとする鈴木家の存在がある」と振り返り、「土台を作ってくれた創業者の遺徳をしのんで財団を設立した。少しでも皆さんのお役に立てれば」と語った。

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