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入山料協力率向上図る 富士宮口5合目、登山口脇にも窓口

(2018/8/3 08:45)
今夏から登山口脇に常設された入山料の受付窓口。現金を投かんする登山者=2日午後、富士山富士宮口5合目
今夏から登山口脇に常設された入山料の受付窓口。現金を投かんする登山者=2日午後、富士山富士宮口5合目

 世界遺産富士山の入山料(保全協力金)に対する登山者の理解促進と協力拡大に向け、県は今夏、県内の3登山口のうち、最も登山者が多い富士宮口5合目で徴収態勢を強化している。登山者数に対する入山料を納めた人の割合「協力率」は全体で毎夏40~50%と伸び悩む。より多くの登山者を捕捉して協力率を向上させ、保全管理の意識醸成にもつなげる狙いだ。
 夏山シーズン中に常設する受付窓口を、これまでのレストハウス屋上に加えて今夏は登山口脇に構えた。
 富士宮口5合目では、大型観光バスで到着した登山者の団体を中心にレストハウス屋上に立ち寄らず、バス駐車場から登山口に直行するケースが目立つ。入山料の受付窓口に気付いてもらえず、目標とする協力率70%に届かない一因にもなっている。
 登山口脇の窓口は昨夏、富士宮口5合目でお盆などの繁忙期限定で開設した。今夏は呼び掛け役となる受付人員を全体で平日は4人、繁忙期は6人と昨夏から倍増したため、登山道脇への常設が可能になった。受付時間は午前4時~午後9時。
 入山料は千円を基本に任意で納めてもらい、山小屋トイレの改修や外国人登山者のマナー向上策など幅広い事業に活用されている。
 閉山日の9月10日まで、富士宮、須走、御殿場の3登山口と裾野市の水ケ塚駐車場で現地受付を実施するだけでなく、インターネットやコンビニ店でも受け付けている。
 県富士山世界遺産課の担当者は入山料について「富士山を末永く守っていくため、より多くの方からの協力をお願いしたい」と話している。

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