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「岩淵鳥居講」周知へ 富士の保存会が建立

(2018/7/22 09:39)
新たに建立された鳥居をくぐる会員ら=富士市岩淵の八坂神社
新たに建立された鳥居をくぐる会員ら=富士市岩淵の八坂神社

 富士市の無形民俗文化財「岩淵鳥居講」を後世に伝える同市の岩淵鳥居講伝承保存会(北村幸一会長)は21日、同市岩淵の八坂神社に新たな鳥居を建立した。12年に1度、富士山頂に鳥居を奉納する伝統行事を多くの人に知ってもらうのが狙い。
 岩淵鳥居講は江戸時代、富士山麓の木を伐採した船で富士川の渡船をしていた当時の岩淵村が木材の返礼と船の安全祈願を目的として、富士山が出現したと言い伝えられる申(さる)年に鳥居を奉納するようになったとされる伝統行事。12年に1度の奉納以外は岩淵鳥居講を周知する機会がなかったため同保存会は新鳥居の建立を決めた。
 建立された鳥居は高さ約2・4メートル、横約2・6メートル。材木にはヒノキを使用し、写真が現存する1920年に奉納された鳥居をモデルにした。同神社で行われた建立式では、保存会会員ら約40人が神事に臨み、鳥居をくぐるなどして完成を祝った。北村会長は「12年に1度の伝統行事を発信し、忘れられない存在にしたい」と話した。

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