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サッカーW杯「ファンフェスト」 ラグビーでは静岡、浜松も候補

(2018/7/16 07:46)
子ども向けのコーナーが充実するカザンのファンフェスト。試合の生中継中も来場者は思い思いにイベントを楽しむ
子ども向けのコーナーが充実するカザンのファンフェスト。試合の生中継中も来場者は思い思いにイベントを楽しむ
人々でごった返すモスクワのファンフェスト会場
人々でごった返すモスクワのファンフェスト会場

 【モスクワ(ロシア)=静岡新聞社特派員・岡田拓也】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の開催都市で、公式パブリックビューイングなどが行われる「ファンフェスト」と呼ばれるイベント会場。来年日本で開催されるラグビーW杯では「ファンゾーン」と呼ばれる同様のスペースが設置され、集客拠点や市民交流の場として期待される。4都市の会場を訪ねた。
 各会場とも入場料は無料で、誰でも入場が可能だった。共通したのは、入り口での荷物チェック。場内にはスポンサーの飲料メーカーの売店が並び、飲み物は一切持ち込めなかった。大型スクリーンを中心にスポンサーのPRブースや公式グッズ販売店などが並ぶ。
 立地は各都市の象徴的な場所にあり、モスクワは観光名所の「雀が丘」。大型スクリーンの背後に高さ236メートルのモスクワ大の校舎がそびえ、気分を盛り上げた。サンクトペテルブルクも「血の上の救世主教会」の隣の広場だった。
 観戦は立ち見が基本だが、エカテリンブルクには特設の観客席があった。訪れた6月23日はドイツ対スウェーデンが放映され、試合は午後11時開始にもかかわらず、1万7千人収容の会場がほぼ満員。ボルゴ川沿いのカザンの会場は木製チップが敷かれ、地面に座って観戦することも可能だ。子どもが遊べる広場も充実し、家族連れで楽しめる雰囲気をつくり出していた。
 ただ、残念だったのは各都市の名物を紹介するコーナーが限られていたこと。4都市で一番充実していたカザンでも、タタルスタン名物の羊の革細工などを売るテントが5店舗ほど。食事もファストフード中心で、サンクトペテルブルクで地元産トウモロコシの販売があったくらいだった。地域の魅力を発信する工夫は物足りなさを感じた。
 来年のラグビーW杯は、静岡市と浜松市がファンゾーンの県内候補地に挙がっている。

 <メモ>ファンフェスト 国際サッカー連盟(FIFA)が主催する公式パブリックビューイング会場。入場券の需要や地理的な理由で、競技場で観戦できないファンが一斉観戦できる場所をつくろうと、2006年ドイツ大会からW杯の公式プログラムになった。前回ブラジル大会までの3大会で計約3000万人が参加。試合のライブ中継だけでなく、音楽やダンスなどのステージショーも行われる。

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