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居場所ない若者つなぐ 社会福祉士・川口さん、静岡に施設開設

(2018/7/13 08:45)
高校生世代以降の若者の現状について意見を交わす川口正義さん(左奥)と「てのひら」のスタッフ=静岡市内
高校生世代以降の若者の現状について意見を交わす川口正義さん(左奥)と「てのひら」のスタッフ=静岡市内

 認定社会福祉士で静岡市教委スクールソーシャルワーカーを務める川口正義さん(61)が7月下旬、不登校や非行などを経験し困難を抱えた高校生世代以降の子どもと若者を支える居場所「ダレンの家」を静岡市清水区に開設する。川口さんは「義務教育後に制度とサービスのはざまで孤立無援になっている若者とつながっていきたい」と意欲を語る。
 「非行をすると、関わろうとする大人が一気に減る」「10代で子どもを産んだシングルマザーに支援が必要」-。6月下旬に開いた準備会。川口さんが代表を務める一般社団法人「てのひら」でスタッフとして活動するスクールソーシャルワーカーや教員が参加し、それぞれが関わる子どもと若者の課題について意見を交わした。
 川口さんによると、小中学校で不登校や非行を経験し、学校、家庭、地域に“居場所”をなくした子どもたちは、進学や就職ができなかったり、中退や退職に追い込まれたりする例が多い。性風俗などの過酷な環境下に身を置く子どももいる。
 ダレンの家はこうした子どもたちが対象で、「てのひら」が貧困世帯の小中学生の生活支援をしている一戸建てを利用する。活動は隔週土曜で、「てのひら」のスタッフと連携する。食事を囲んだ団らんのほか、若者の希望を尊重した活動を行う。家族に対する生活支援や、関係機関とのネットワーク作りにも力を入れる。
 「ダレン」は「DREAM(夢)」の文字を入れ替えた言葉。川口さんは「子ども、若者にとって、ありのままの自分が受け入れられ、希望や夢を持てる居場所を作りたい」と話した。

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