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ハリスに仕えた西山助蔵、村山瀧蔵 子孫、下田に集う

(2018/6/12 08:44)
ハリスに仕えた西山助蔵と村山瀧蔵の子孫。米国総領事館が開かれた玉泉寺で顔を合わせた=下田市
ハリスに仕えた西山助蔵と村山瀧蔵の子孫。米国総領事館が開かれた玉泉寺で顔を合わせた=下田市

 幕末に国内初の米国総領事館が開かれた下田市の玉泉寺で、総領事のタウンゼント・ハリスに仕えた西山助蔵(1842~1921年)と村山瀧蔵(1842~1918年)。2人の子孫が11日、約160年の時を経て同寺で顔を合わせた。住職の案内で境内を見学し、開国史を陰から支えた祖先に思いをはせた。
 下田市や横浜市、新潟県佐渡市などから同寺を訪れたのは両家の子孫13人。開国史について調べている幕末お吉研究会の杉本武代表らが仲介した。村山のやしゃごに当たる十文字誠さん(60)=横浜市=が「さまざまな縁がつながり、今日この場に集まったことに感動し、驚いている」とあいさつした。
 同寺には1856年に総領事館が開かれた。ともに15歳前後の少年だった西山と村山は住み込みで、ハリスと通訳のヘンリー・ヒュースケンに仕えた。
 下田に領事館が置かれたのは約3年。同研究会によると、西山と村山は東京への移転に同行し、ハリス帰国後も領事館で働いた。家を継ぐために西山は29歳で下田に戻ったが、村山は定年まで勤め上げたという。
 玉泉寺では同時期に、開国史の悲劇のヒロインとして知られる「唐人お吉」(斎藤きち)もハリスに仕えた。

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