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沼津の“宝”短歌に 市民プロジェクト始動

(2018/5/14 17:12)
「百選一首」の歌集制作や作品公募について話し合う実行委員会のメンバー=10日、沼津市内
「百選一首」の歌集制作や作品公募について話し合う実行委員会のメンバー=10日、沼津市内

 沼津市の名所や特産品など100の地域資源を選定した「ぬまづの宝百選」をテーマに短歌を公募し、百人一首のような歌集を作る市民プロジェクトが5月、同市で始まった。2018年度末の発刊に向け、ワークショップなどを交えて幅広く投稿を呼び掛ける。実行委員会のメンバーは「沼津の魅力を再発見し、歴史に残る歌集にしたい」と意気込んでいる。
 企画したのは15年に発足した市民勉強会「沼津大学」で百人一首を学んでいたメンバーら。11年度に市民公募などを経て決定した百選が市の歴史や自然、食べ物などを網羅していることから「沼津版の“百選一首”をつくったら面白いのでは」と企画し、市の民間支援まちづくりファンド事業に採択された。
 「千本松原」「沼津港」「ひもの」など100の地域資源から一つを選び、インターネットやはがきで1人2首まで応募できる。1次公募は10月末まで。並行して6~10月に講師を招いたワークショップを3回開き、実際に百選を巡って創作のヒントにしてもらう。応募作品はインターネット投票や公開選定会で絞り込み、19年2月に100首を決定する計画だ。
 市によると、14~16年度に実施した市民意識調査でぬまづの宝百選の認知度は毎年5割程度と低く、特に若年層に取り組みが知られていないという。市は18年度から小学生向けの冊子を新たに制作するなどPRを強化中。実行委員の横屋のり子さんは「百選の認知度を高め、歌に感情を乗せることで沼津愛を増幅させてほしい」と期待を寄せる。
 歌集発刊後、19年度にはかるた作りを行う予定。実行委員長の宇佐美直樹さんは「歌で地域を盛り上げる方法として、他地域にも広げていけたらうれしい」と話した。

 ■27日、基礎講座
 「ぬまづの宝百選」をテーマにした短歌を募集している「ぬまづの宝百選一首実行委員会」は27日午前10時から、沼津御用邸記念公園東付属邸で和歌(短歌)講座を開く。
 加藤学園暁秀中・高非常勤講師で、同高校文芸部顧問として短歌の指導を行う勝俣文子さん(沼津市)を招き、短歌の基礎知識を学ぶ。このほか6、8、10月に「ぬまづの宝-」に選ばれている史跡などを訪ね、短歌作りを体験するワークショップを開く。
 参加費はいずれも500円。問い合わせは実行委事務局<電080(3087)8405>へ。

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