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通院バス試験運行 西伊豆、順大病院間の乗り換え減

(2018/4/25 17:05)
修善寺駅から順天堂大静岡病院まで直通運行する路線バス=25日午後0時10分ごろ、伊豆市の修善寺駅
修善寺駅から順天堂大静岡病院まで直通運行する路線バス=25日午後0時10分ごろ、伊豆市の修善寺駅
現状と実証実験のイメージ
現状と実証実験のイメージ

 静岡県と東部・西伊豆地区の自治体や交通事業者でつくる「南伊豆・西伊豆地域公共交通活性化協議会」は25日、松崎バスターミナル(松崎町)から順天堂大医学部付属静岡病院(伊豆の国市)を結ぶ路線バスの実証実験を開始した。通院など地域住民の日常生活の利便性向上を図る。
 対象として想定するのは主に高齢者。従来のアクセス方法は路線バスで修善寺駅へ向かい、電車に乗り換えて伊豆長岡駅へ。下車後、さらに別の路線バスに乗り換えていた。
 実証実験では、修善寺駅と同病院の直通バスを運行させ、電車に乗車する手間を省く。実験開始初日のような雨の日も、両駅の施設を使わなくて済み、バスからバスへ1回の乗り換えで、病院に到着できる。毎日2往復する。
 西伊豆地域には基幹的機能を持つ医療機関が無いため、松崎町では同病院へのアクセス向上が喫緊の課題となっていた。県や同町などは実験期間中、路線バス利用者を対象にアンケート調査を実施し、住民のニーズや新たな課題を踏まえて今後の施策を決める方針。実証実験期間は10月31日まで。
 県の担当者は「利用者の負担軽減につながり、今後も最善策を模索したい」と話す。

 ■タクシー活用支援も
 松崎町は4月から伊豆土肥交通と連携して、町独自のタクシー支援事業の実証実験も始めている。75歳以上の高齢者や自動車運転免許証の返納者などを対象に、買い物など生活のさらなる利便性向上を図る。
 町内には公共交通バスが走行しているが、運行時間や本数に限りがあるため、不便さを感じる住民もいたという。そこで、町はきめ細かなニーズに対応できるタクシーの支援事業の導入を検討している。今後、7月までの利用者数や実証効果を踏まえて、事業内容を具体化していくという。町健康福祉課の担当者は「さまざまな事業の組み合わせで、町民の日常生活が快適になり、町の活性化につながれば」と期待する。

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