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多読で英語力アップ 静岡県内図書館、関連書籍充実

(2018/4/16 07:37)
英語多読関連の資料を充実させている浜松市立中央図書館=3月下旬
英語多読関連の資料を充実させている浜松市立中央図書館=3月下旬

 辞書を一切使わずに英語の本を大量に読んで英語力を身に付ける「英語多読」関連の書籍の取り扱いが県内図書館で増えている。面白くなくなったら別の本に変えるなどの原則が、無償で一度に多くの本を借りられる図書館のシステムと合致し、高齢者や親子連れなど幅広い世代の関心を集めている。英語多読に力を入れる浜松市は今秋、先進的に普及に取り組むNPOと全国の関係者が集うシンポジウムを開催する。
 同市では中央図書館(中区)が2015年1月、英語多読資料の貸し出しを始めた。積志(東区)、都田(北区)の両図書館にもコーナーを設け、3館で計約3700冊を取り扱っている。
 14年度は約9千冊だった市内図書館の外国語資料の貸出数は、15年度には2万冊を突破。多読関連の書籍を充実させたことが要因とみられる。英語多読講座も計4回開催し、毎回予約の受け付け開始から数日で定員に達するという。
 中央図書館職員の長谷川欣司さん(44)は「家族連れが手に取ってくれたり、生涯学習としてシニア層がごっそり借りたりしている。英語が読めるようになったとの声も聞く」と手応えを口にする。
 県内では富士宮市や湖西市などでも英語多読資料を貸し出している。静岡市では授業に取り入れている私立中高の教諭を講師に招き、親子で学ぶ講座などを展開して普及を進めている。湖西市では市民の要望などを受けて17年度から英語多読の資料貸し出しを開始した。
 浜松市のシンポジウムは11月に中央図書館で開催予定。多読の普及に取り組む「NPO多言語多読」(東京都)の酒井邦秀理事長が講演し、全国の事情や先進事例なども報告し合う。

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