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遠鉄電車「30形」引退へ かつての主力、4月末にラストラン

(2018/3/30 07:48)
4月末で引退する30形モハ25号(遠州鉄道提供)
4月末で引退する30形モハ25号(遠州鉄道提供)

 遠州鉄道が60年前に導入し、市民の足として親しまれた「30形」の電車が4月末で姿を消す。同じ形で最後まで残った車両「モハ25号」が老朽化で引退する。独特な走行音やレトロな外観が特徴で、色は遠鉄のシンボルカラーの赤。別れを惜しむ声に応え、4月28日から30日まで引退記念の特別列車を運行する。
 最初の車両は1958年に導入。それまでの車両と順次置き換わり、60年代から80年代ごろまでは主力だった。「通勤や通学で乗った人も多いはず」と同社鉄道営業所長代理の黒田正人さん(37)。新型車両への置き換えが進み、最後に残った78年製造のモハ25号も更新期の“40歳”になる。30形は「つり掛け式」と呼ばれる駆動方式で、うなるような走行音が特徴。車体正面に2枚窓がある「湘南フェース」もファンに人気だ。
 モハ25号は2015年に通常運行から外れたが、貸し切り列車などに使われ、走行距離は地球42周半に当たる170万キロに達した。連結して運行していた客車「クハ85号」も引退する。黒田さんは「一つの時代が終わる。最後の姿を見てほしい」と話す。
 特別列車は新浜松-西鹿島間を2往復する。各日、新浜松午前10時28分発と午後1時28分発。いずれも定員120人。大人千円、小人500円。12日まで電子メールで応募を受け付け、多数の場合は抽選。問い合わせは同営業所<電053(435)0221>へ。

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