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ラグビーW杯開幕に間に合わず 袋井駅前ホテル誘致

(2018/3/14 08:21)
ホテルの誘致が計画され、駐輪・駐車場となっている市有地。右奥はJR袋井駅=13日午後、袋井市
ホテルの誘致が計画され、駐輪・駐車場となっている市有地。右奥はJR袋井駅=13日午後、袋井市
袋井駅前の市有地
袋井駅前の市有地

 袋井商工会議所などがJR袋井駅前に計画しているホテル誘致を巡り、目標の2019年9月のラグビーワールドカップ(W杯)開幕前の開業が間に合わない見通しになっていることが13日までに、複数の関係者への取材で分かった。地元開催となるW杯観戦者の受け入れ態勢の構築に影響が出そうだ。
 計画の事業主体は袋井商議所や会員企業が出資する「どまんなか袋井まちづくり株式会社」。関係者によると、W杯開幕前に開業するには、現時点でホテルや工事の事業者を選定し、工事に着手している必要があった。「収支計画などを見直す必要がある」などとして選定作業が遅れたという。
 同株式会社の計画では、駅北口に8階建ての建物を整備し、宿泊施設やテナント、イベントホールなどを備える。宿泊施設は約120室で年間約3万人の集客を見込む。整備予定地は市営駐輪・駐車場約3千平方メートルの市有地で、市が事業主体に貸与する予定。
 市幹部は「市内に宿泊施設が足りないのは事実。誘客へ期待は大きかったが、市有地を貸し出すので長期的視野で慎重にならなければならない」との見解を示す。
 同商議所の幹部はホテル運営の事業者などの公募も進めていくとし、「W杯には間に合わないが、駅前のにぎわい創出や市内の発展へ着実に計画を実現させたい」と見通す。

 ■宿泊客 10年で3万8000人減少 袋井市内
 袋井市によると、2017年5月現在、市内の宿泊施設は9施設で収容人数は約700人。誘致計画が実現すれば市内最大規模のホテルとなる。
 16年度の市内の宿泊客数は約5万9千人。06年度から約3万8千人減少した。一方、10年間で掛川市は約13万人、磐田市は約4万9千人の増加。現状のままでは19年ラグビーワールドカップ(W杯)時に観戦者の多くは市外への流出が想定される。

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