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世界ジオ「伊豆半島」勧告 ユネスコ認定、4月結論

(2018/3/7 17:00)

 【パリ共同】貴重な地形や地質を持つ自然公園「世界ジオパーク」の審査を担当する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の専門評議会は6日、新規認定を申請した伊豆半島など世界13カ所の認定をユネスコ執行委員会に勧告した。4月にパリで開く同委で承認されれば認定が決まる。
 世界ジオパークはユネスコの支援で2004年に発足した民間団体が審査を担当していたが、15年にユネスコ正式事業に格上げされた。日本からは洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟)など8カ所が認定されている。伊豆が認定されれば、正式事業となってからは日本で初めて。
 ユネスコによると、専門評議会は新規認定や再審査の申請があった計17カ所を、現地視察などを通じて審査した結果、伊豆半島やボージョレ(フランス)、カオバン(ベトナム)など13カ所の認定を勧告。伊豆については、活火山、地殻変動の跡を刻んだ世界でまれな地域として、国際学術団体から認定に肯定的な報告書3通が提出されたという。
 伊豆は、過去に沿岸で行われていたイルカの追い込み漁などを理由に認定が先送りとなったことがある。会議筋によると、今回の審査では地質学上の希少性の検討などが中心となり、イルカ漁への言及はなかった。

 ■推進協会長「登録に期待」
 伊豆半島ジオパークは2015年9月に世界認定が「保留」となった後、世界ジオパークがユネスコの正式事業になったことに伴い、16年11月に再度申請書を提出。17年7月にユネスコから派遣された海外審査員2人による現地審査を受け、同9月のユネスコの評議会で審議が行われた。審議結果についてはこれまで公表されていなかった。伊豆半島ジオパーク推進協議会の会長を務める菊地豊伊豆市長は「結果には安堵(あんど)している。再挑戦の2年間で地域でのジオパークの活動も定着してきたので、登録を期待している」と述べた。

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