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ミツバチ主人公の絵本、自然知る機会に 浜松の養蜂場制作、寄贈

(2018/3/7 08:27)
長坂養蜂場が制作したオリジナル絵本「ぶんぶんぶん ぶんぶんともりのなかまたち」=浜松市北区の同社
長坂養蜂場が制作したオリジナル絵本「ぶんぶんぶん ぶんぶんともりのなかまたち」=浜松市北区の同社

 浜松市北区三ケ日町の蜂蜜専門店「長坂養蜂場」がこのほど、オリジナル絵本「ぶんぶんぶん ぶんぶんともりのなかまたち」を制作した。花粉交配によって生態系を支えるミツバチの姿を通じて、「子どもたちが自然の大切さを知り、温かな心を育んでほしい」との思いを込めた。「ミツバチの日(3月8日)」に合わせて8日から順次、市内全ての小学校、幼・保育園に寄贈する。
 花から餌の花蜜や花粉を集め、花から花へと飛び回るミツバチ。植物はミツバチが運んだその花粉で受粉し、甘い実を付けたり、きれいな花を咲かせたりする。農作物の大半がミツバチによる花粉交配で育つとされ、人間や動物は恩恵を受け、森や川、海などの自然も豊かにしている。
 絵本制作は、同店中庭にあるミツバチの巣箱のデザインを手掛けた地元作家の「くめゆき」さんが、こうしたミツバチの生態に引かれたことがきっかけ。デザインを依頼した社内組織「キラピカ委員会」のメンバーと打ち合わせをする中で構想が膨らみ、互いに意見を交わしながら1年をかけて完成させた。
 絵本は、くめゆきさんが作・絵を担当。ミツバチの「ぶんぶん」たちが色とりどりの花の中を飛び回ることで多くの果物が生まれ、森の動物も喜ぶ―というストーリー。表情豊かなたくさんの「ぶんぶん」や色鮮やかな同町の景色を優しいタッチで描いた。
 同委員会の宮崎治美さん(54)と小山菜々子さん(39)は「ミツバチはかわいい生き物で生活にも欠かせない。魅力を知ってほしい」と声をそろえる。長坂善人社長(40)は「ミツバチは支え合って生き、誰かのために自らを犠牲にする利他的行動も取る。ミツバチの別の生態を伝える第2弾の絵本も作っていきたい」と話した。
 15センチ四方の22ページ。同店やインターネットで550円で販売する。

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