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3・11生まれの女児、被災地思う旅「頑張って生きたい」 三島

(2018/3/6 09:41)
作文を手に両親と被災地の様子を振り返る井上桃花さん=2月下旬、三島市内
作文を手に両親と被災地の様子を振り返る井上桃花さん=2月下旬、三島市内
兄と防潮堤に立ち、語り部の話を聴く井上桃花さん(右)=2月10日、岩手県宮古市田老地区(両親提供)
兄と防潮堤に立ち、語り部の話を聴く井上桃花さん(右)=2月10日、岩手県宮古市田老地区(両親提供)

 2011年に起きた東日本大震災の当日に静岡県内で生まれた小学1年生の女児が、今年も3月11日を前に家族で被災地を訪れた。被災地訪問は4回目になるが、小学校に上がった今回は初めて感想を作文にしたためた。「たくさんの人が死んでしまった」「その人の分まで頑張って生きたい」。自身の誕生日に未曽有の災害が起きた事実を、小さな胸で少しずつ受け止め始めている。
 女児は三島市立山田小1年の井上桃花さん(6)。「3月11日が特別な日であることを知ってほしい」との両親の思いから、桃花さんが3歳の時から家族でこの時期の東北旅行を続けている。
 今年は2月の3連休を利用し、岩手県を訪れた。防災のまちとして知られながら大きな津波被害が出た宮古市の田老地区、学校施設が現在も震災遺構で残る陸前高田市-。震災語り部による現地での説明を、桃花さんは兄の竜之介君(8)とともにじっと聞いていたという。
 変化があったのは帰路。東京から三島に戻る新幹線の車中、桃花さんは3日間の旅行の様子をあっという間に原稿用紙2枚以上にまとめ上げた。タイトルは「私が生まれた日」。

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