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郷土芸能の継承へ伊豆一丸 伊東で10日、初の「フェス」

(2018/3/5 17:30)
郷土芸能が集まる「伊豆楽」に向けて練習する伊東大田楽のメンバー=2月下旬、伊東市民体育センター
郷土芸能が集まる「伊豆楽」に向けて練習する伊東大田楽のメンバー=2月下旬、伊東市民体育センター

 伊豆半島に伝わる六つの郷土芸能を一堂に集める「伊豆のODORIKO(踊子)フェスティバル」(静岡新聞社・静岡放送後援)が10日、伊東市和田の市観光会館で初開催される。人口減少で伝承が難しくなっている各地の芸能を「伊豆楽」としてまとめ、交流や連携強化を図る。関係者は「各芸能の課題を共有し、伊豆独自の文化を次世代に残す方法を探りたい」と話す。
 出演団体の一つ「伊東大田楽」(同市)のメンバーは2月下旬に市内で、動きを合わせる練習に取り組んだ。沼津西高3年の森柚月さん(18)は「大田楽の魅力を発信したい。西伊豆地域の踊りも見てみたい」と本番を心待ちにする。
 フェスティバルは、2017年10月の県文化プログラム指定を受けて活動がスタート。大田楽を主宰する同市のNPO法人「ACT・JT静岡支部」(江口千代美支部長)が参加を呼び掛けた。湯川鹿島踊、葛見神社神楽(ともに伊東市)、出崎神社猿っ子踊り(西伊豆町)、伊那下神社式三番叟(さんばそう、松崎町)、稲取馬鹿ばやし(東伊豆町)が出演する。
 西伊豆町宇久須芝区の小学生による猿っ子踊りは赤装束姿で三点倒立をしたり、もりを突いたりする動きが特徴。過疎化が進み、継承の危機に直面している。矢岸高弘区長(60)は「ユニークな踊りを見てもらい、歴史をつなぐ契機になれば」と期待を込める。
 同法人などは、参加団体数を増やしながら伊豆地域内で巡回開催し、フェスティバルを名物行事として定着させることを目指す。江口支部長は「伊豆の芸能に光を当てたい。東京五輪を生かして国外発信も狙いたい」と先を見据える。
 フェスティバルは午後2時開演。タレントのセインカミュさんが総合司会を務める。

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