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35ミリフィルムにわくわく 児童が映写室見学 静岡の映画館

(2018/1/15 08:42)
フィルムカットを映写技師の鈴木秀一さん(左端)から教わる児童ら=14日午後、静岡市葵区のシネシティザート
フィルムカットを映写技師の鈴木秀一さん(左端)から教わる児童ら=14日午後、静岡市葵区のシネシティザート

 静活(静岡市葵区)は14日、同区の映画館「シネシティザート」で映写室の見学会を開いた。現在上映の機会がほとんどないという35ミリフィルム上映の現場に、児童10人と保護者が“潜入”した。2019年の同社創業100周年記念プロジェクトの一環。
 参加者は、同社の映写技師鈴木秀一さん(39)と中野晋太郎さん(38)が1955年製の35ミリフィルム映写機で上映する様子を見学したり、フィルムカットを体験したりした。児童は普段見られない映画館の裏側や初めて目にしたフィルムに興味津々。映画「スター・ウォーズ」シリーズが大好きという中藁科小2年の男子児童(8)は「フィルムを見るのは初めて。切るのを失敗しないか怖かった」と話した。
 同館は同区七間町の映画館「オリオン座」などから移転した11年以降、フィルムからデジタル上映に移行。数年ぶりに映写機を操作したという中野さんと鈴木さんは「フィルムの切り替えのタイミングが難しい」と口をそろえる。
 鈴木さんによると映写技師は「絶滅危惧職種」と呼ばれ、県内にも数えるほどしかいないという。「フィルムとデジタルで作業工程は全く違うが、最高の状態で上映できれば媒体は関係ない」と仕事への思いを語った。
 ザートでは15、17日に「男はつらいよ」を、16、18日に「ニュー・シネマ・パラダイス」を35ミリフィルムで上映するイベント「フィルム・ノスタルジー」を実施する。全日午前10時から。鑑賞料金千円。

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