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野菜高騰、食卓を直撃 売り場も値付けに苦悩「忍びない」

(2018/1/12 07:48)
野菜の高値が続くスーパーの売り場=11日午後、静岡市駿河区のアピタ静岡店
野菜の高値が続くスーパーの売り場=11日午後、静岡市駿河区のアピタ静岡店

 キャベツやレタス、白菜など野菜の高値が続いている。2017年秋の台風や長雨で生育に遅れが生じたことなどが原因だが、食卓に欠かせない野菜だけに家計への影響が広がっている。
 買い物客でにぎわう静岡市駿河区のアピタ静岡店の野菜売り場。「野菜は例年、正月を過ぎると値下がりするのに、ことしは高くなるばかり」。60代の女性が「1玉380円」と掲げられたキャベツ売り場の前でため息をついた。同店では例年、キャベツの店頭価格は高くても1玉298円ほど。野菜売り場担当者は「税込みで400円を超える価格を付けるのは忍びないが、仕入れ価格をすでに割り込んでしまっている」と話す。一方で、価格の安定したカット野菜の売り上げが例年の2倍以上に増えているという。
 農林水産省が10日公表した野菜の価格動向調査では、1キロあたりの価格はレタスが通常の2・4倍、キャベツは2・1倍。17年10月の台風とその後の長雨、低温続きで生育が遅れていることが影響している。
 野菜の高騰は外食産業にも影響が及ぶ。県内7店舗のとんかつ店で「キャベツお代わり自由」を打ち出しているまさごグループ(富士市)では、キャベツの仕入れ価格が例年の3倍となっている。秋山俊雄代表は「かつてないほどの高値で厳しい状況だが、サービスはあえて継続する」と力を込める。

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