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ラグビーをARで親しむ 袋井市役所に新システム設置

(2018/1/7 08:16)
ラガーマーの出来栄えを確認する学生=5日、袋井市の静岡理工科大
ラガーマーの出来栄えを確認する学生=5日、袋井市の静岡理工科大

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の機運を盛り上げようと、静岡理工科大(袋井市)情報学部の学生がAR(拡張現実)技術を駆使して競技に親しめるシステム「ラガーマー」を開発した。老若男女が容易に楽しめる内容で、9日から市役所に設置する。関係者によると、ARをスポーツのPRに役立てている事例は珍しいという。
 システムは専用のカメラの前に立った人物の表情を読み取り、テレビ画面にW杯や競技に関する情報がランダムに映し出される仕組み。人間とコンピューター間のつながりを考察する「ユーザーインターフェース」が専門の定国伸吾講師(39)の下で学ぶ3年生6人が開発した。大学近くのエコパスタジアムがW杯会場であると知り、近年普及しているARでビッグイベントを盛り上げようと企画した。
 顔のパーツや表情からパスの精度や持久力など架空の“競技力”を算出して適正ポジションを表示したり、反則をはじめとした競技ルールが漫画のせりふのように吹き出しに登場したりする。現在W杯出場を決めている各国のユニホームや国旗のフェースペイントなども顔と合成される。
 定国講師によると、ARは顔写真の加工や映像の自動加工など娯楽性の強い分野で主に活用されているが、「スポーツのルールや外国語などの情報と組み合わせて利用されている例はほとんど無いのでは」という。
 開発者の1人の草谷翔さん(21)は、学生や市民の中でもまだW杯が周知されていないと感じている。それだけに「まずは開催地が盛り上がらないと。コンピューターになじみの薄い人に楽しんだもらいたい」と言葉に力を込める。市役所への設置は2月2日まで。

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