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震災体験聞き防災身近に 9、10日に浜松でみちのくフェスタ

(2017/12/6 07:42)
被災地の商工会議所青年部の協力で開催する「みちのくフェスタ」をPRする浜松商議所青年部メンバー=浜松市中区
被災地の商工会議所青年部の協力で開催する「みちのくフェスタ」をPRする浜松商議所青年部メンバー=浜松市中区

 東日本大震災の記憶の風化が指摘される中、浜松商工会議所青年部が「みちのくフェスタ」を9、10の両日、浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモで開く。これまで被災地で支援活動や交流を続けてきたが、今年は初めて、地元での事業を企画した。大船渡商議所(岩手県大船渡市)と仙台商議所(仙台市)の両青年部の協力で被災体験の「語り部」を招き、市民が改めて防災を考える機会を提供する。
 2011年の震災後、青年部有志は「東日本応援団」をつくり、毎年1回、被災地を訪れてきた。14年から参加する総務委員長の江塚元康さん(41)は「お金や時間がいくらあっても足りないほどの被害の大きさを実感した。そんな中でも現地の人たちは温かく迎えてくれる」と話す。
 時間の経過とともに現地のニーズは多様化した。応援団の活動も、当初の片付け作業などから、保育所での交流や企業訪問などを通じた復興状況把握といった内容に移った。被災地で学んだことを地元に返そうと、つながりを深めた両商議所青年部の協力によるイベント開催を決めた。
 2日間のフェスタは、大船渡津波伝承館(大船渡市)の斉藤賢治館長と仙台市の「語り部タクシー」の関係者が2回ずつ講演し、映像などを通じて震災当日の様子や被災地の今を伝える。パネル討論や防災クイズ大会、東北の名産品販売も実施する。企画委員長の木村好弘さん(44)は「実際の体験を市民に広め、防災への意識を高めたい」と話す。開催は9日午前10時~午後5時、10日午前10時~午後2時。問い合わせは浜松商議所会員共済課内の同商議所青年部<電053(452)1113>へ。

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