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ひきこもり支援者を養成 静岡市、県内初の講座

(2017/11/14 17:05)
ひきこもりの電話相談などに対応する「DanDanしずおか」のスタッフ=静岡市駿河区
ひきこもりの電話相談などに対応する「DanDanしずおか」のスタッフ=静岡市駿河区

 年々相談が増加しているひきこもりの当事者や家族を支援しようと、静岡市が県内初の「ひきこもりサポーター」養成に乗り出している。サポーターが誕生すれば、同市が2015年に駿河区の南部図書館内に開所したひきこもり地域支援センター「DanDanしずおか」主催の居場所作りイベントや家族同士の交流教室の企画・運営に加わることが検討されている。
 センターは現在、スタッフ5人とボランティア3人で運営。少人数で年間延べ1500件の電話相談や面接相談に応じ、週2回ひきこもり当事者の居場所作りのワークショップなども運営する。
 15年度221人、16年度295人だった新規相談受付人数は17年度、4~6月の3カ月だけで192人を数えた。
 センター長の三森重則さん(59)は「積極的に訪問支援などを行いたいが人手が足りない。地域で支援や啓発ができる人を増やすためにサポーターの育成が急務」と話す。
 市が8月にスタートさせたひきこもりサポーター初級養成講座は全6回でひきこもりの定義や要因、具体的な支援方法などを講演やワークショップを通して学ぶ。
 受講者は20~70代の大学生や主婦、学校講師ら22人。過去にひきこもりを経験した人や子どもがひきこもりの受講者もいる。
 受講する静岡大の女子学生(21)は「将来、臨床心理の道に進みたい。知識や経験を増やすため参加した」と話し、「日常生活で少しでも笑顔になれる時間が増えるような支援をしたい」と意気込む。
 三森さんは「当事者や家族を温かく見守り、勇気づけてくれる人が増えれば」と期待する。現在、受講者の9割が受講後のひきこもり支援ボランティアを望んでいるという。

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