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浜松市女性職員が司法試験合格 決意から8年「行政の力に」

(2017/11/11 07:20)
司法試験に合格し、職員表彰を受ける浜松市職員の岡本ふみのさん=10日午後2時ごろ、浜松市役所
司法試験に合格し、職員表彰を受ける浜松市職員の岡本ふみのさん=10日午後2時ごろ、浜松市役所

 浜松市役所政策法務課副主幹の岡本ふみのさん(44)が司法試験に合格し、10日に市の職員表彰を受けた。日常業務だけでなく子育てや家事もこなしながら難関を突破した。行政への法的支援が求められる中、「現場を知る立場から行政を支えたい」と話している。
 同市によると、同市の事務職員が司法試験に合格し、職員を継続するのは前例がないという。県内の自治体職員でも珍しい。
 岡本さんは1999年から法務関係の業務に従事する中で、行政に精通した弁護士が少なく、訴訟や紛争解決には市の事情を踏まえて法的な主張ができる職員が必要と考え、司法試験挑戦を決意したという。
 2013、14年に名古屋大法科大学院に通った後、仕事を続けながら毎日3時間の勉強を重ね、3度目の受験で合格。10年の法科大学院受験から足掛け8年で目標を実現した。12月からは司法修習に臨み、1年後に職場復帰する見込み。
 市役所で開かれた表彰式で岡本さんは「家族や職場の理解で挑戦を続けられた。職員研修で法的な意味を踏まえた行政の仕事について伝えたい」と述べた。鈴木康友市長は「市の法的課題もある。市役所の“法の番人”として活躍してほしい」と期待を寄せた。

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