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焼津、藤枝→奈良・薬師寺 「煮堅魚」古代の納税を再現

(2017/10/9 09:12)
多くの参拝者が見守る中、煮堅魚を献納した実行委=8日午後、奈良県の薬師寺
多くの参拝者が見守る中、煮堅魚を献納した実行委=8日午後、奈良県の薬師寺

 古代に税として納められた鰹(かつお)節の原形とされる「煮堅魚(にかつお)」を復元するプロジェクトの実行委員会は8日、奈良県の薬師寺を訪れ、煮堅魚を献納した。
 奈良時代の都平城京では、益頭郡や志太郡(現在の焼津、藤枝市など)から「堅魚」が献納されたとする木簡が出土している。今回は「奈良に届けるという当時の状況を再現した」(実行委)。煮たカツオを干して乾燥させた煮堅魚を当時の製法をイメージして用意。焼津市から古代の役所跡である藤枝市の志太郡衙(ぐんが)跡に歩いて運び、煮堅魚を検査する様子の再現も行った。薬師寺には天武天皇の遺徳をしのぶ「天武忌」の法要に合わせ煮堅魚を届けた。多くの参拝者が見守る中、白装束姿の実行委らが寺の食堂(じきどう)に入り奉納した。
 実行委は焼津鰹節水産加工業協同組合、焼津信用金庫、藤枝法人会、焼津市観光協会、藤枝市観光協会。伝統産業の歴史を継承し、藤枝と焼津の古くからのつながりを知ってもらうため7年ぶりにプロジェクトに取り組んだ。実行委員長の牧田和夫焼津信金理事長は「厳かな雰囲気の中で献納できたことに感激した。焼津、藤枝をつなぐ活動は今後も大事にしたい」と話した。

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