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テングサ漁新時代、海女からダイバーへ 東伊豆・稲取

(2017/10/4 17:16)
テングサ採取などのため、海に潜るダイバー。海女漁が途絶え、伊豆漁協稲取支所が新たな手法として導入した=9月26日、東伊豆町
テングサ採取などのため、海に潜るダイバー。海女漁が途絶え、伊豆漁協稲取支所が新たな手法として導入した=9月26日、東伊豆町
稲取漁港
稲取漁港

 後継者不足で伝統の海女(あま)漁が昨夏に途絶えた東伊豆町稲取地区のテングサ漁で2017年から、ダイバーによる採取が始まった。まだ試行段階だが、漁業者の伊豆漁協稲取支所は18年以降の本格的な生産を目指す。江戸時代から数百年受け継がれてきた特産を守ろうと、町や地元水産会社も全面的に漁を支援する。
 青空が広がった9月26日、ダイバー2人と男性漁師1人が稲取漁港近くの海に潜った。水深は約5メートル。伊豆漁協などが藻場の雑草を取り除く岩盤清掃に取り組んでいるため、テングサの採取と藻場の環境調査が目的だ。
 テングサの漁期は4~10月だが、ダイバーの潜水は今期2回目。インストラクターを務めるダイバーの仕事の合間に頼むため、日程調整が難しいという。稲取支所の鈴木精運営委員長(66)は「今年はダイバーの採取技術向上と藻場の調査が中心だが、来年以降は態勢を整えて水揚げを増やしたい」と話す。
 漁協は規則を改定して今期からダイビング器具の使用を認めた。ダイバーに採取を依頼するとともに、新たな担い手を募集。近隣在住の女性2人が来期以降の活動に意欲を見せているという。

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