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志太郡衙で「煮堅魚」検査 藤枝で再現式典、8日に奈良へ

(2017/10/2 08:14)
煮堅魚を検査する様子が再現された式典=1日午前、藤枝市の志太郡衙跡
煮堅魚を検査する様子が再現された式典=1日午前、藤枝市の志太郡衙跡
献納される煮堅魚
献納される煮堅魚

 古代に税として納められた鰹(かつお)節の原形とされる「煮堅魚(にかつお)」を復元するプロジェクトの実行委員会は1日、焼津市の焼津神社から、古代の役所跡である藤枝市の志太郡衙(ぐんが)跡に煮堅魚を運んだ。
 志太郡衙で、奈良への献納前に煮堅魚を検査する様子を再現した式典が行われた。白装束姿の実行委8人が郡衙の長官役に煮堅魚を差し出した。検査で「問題なし」との結果が出ると、長官は「貢納品の奈良への搬送を命ずる」と指示した。8日に奈良県の薬師寺を訪れ、献納する。
 実行委によると、煮堅魚は、煮たカツオを干して乾燥させた保存食。奈良時代の都平城京で、益頭郡や志太郡(現在の焼津、藤枝市など)から「堅魚」が献納されたとする木簡が出土している。
 実行委は焼津鰹節水産加工業協同組合、焼津信用金庫、藤枝法人会、焼津市観光協会、藤枝市観光協会。伝統産業の歴史を継承し、藤枝と焼津の古くからのつながりを知ってもらうため、取り組みを進めている。
 1日は白装束の8人と共に市民が歩くウオーキングもあり、約200人が参加した。志太郡衙跡では藤枝市主催のイベントも開催された。煮堅魚を味わう「志太ノ古代茶粥」の試食、火おこし体験など多彩な企画が用意されにぎわった。

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