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戦争体験「生の声」次代へ 静岡の団体、映像制作進める

(2017/7/11 17:10)
証言映像の撮影に臨む山崎円一さん(左)=6月下旬、静岡市葵区の静岡平和資料センター
証言映像の撮影に臨む山崎円一さん(左)=6月下旬、静岡市葵区の静岡平和資料センター

 静岡平和資料センター(静岡市葵区)を管理運営する「静岡平和資料館をつくる会」が、戦争体験の「証言映像」制作に取り組んでいる。6月には同センターで一般への一部公開を始め、近くDVDの貸し出しも始める予定。戦争体験世代が減少する中で、生の声を後世に伝える。
 6月22日、同センターで行われた撮影会。「盲腸になったおかげで、爆撃で沈没したジャワ行きの船に乗らずに済んだ」「終戦で自決命令が出た。三八式歩兵銃の銃口を眉間に当て、引き金を足の指で引く練習をした。パチパチという空撃ちの音があちこちで聞こえた」。同市葵区の山崎円一さん(92)は生々しい体験を、落ち着いた口調で明かした。
 山崎さんは県立静岡工業学校の機械科を卒業後、軍属や軍人として太平洋戦争を経験。終戦は1945年8月16日夜、ビルマへ侵攻する部隊の工兵として滞在していたタイ北部のチェンマイ郊外で知ったという。つくる会の会員とボランティアがインタビュアー、カメラマン、記録係を務め、山崎さんの証言を丁寧に収録した。

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