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じん肺被害救済に尽力 海老原さん遺志継ぐ 浜松でお別れ会

(2017/6/19 08:02)
参列者が感謝の気持ちを伝えた海老原勇さんのお別れ会=18日午前、浜松市中区の浜松佐藤町診療所
参列者が感謝の気持ちを伝えた海老原勇さんのお別れ会=18日午前、浜松市中区の浜松佐藤町診療所

 5月に73歳で他界したじん肺、アスベスト(石綿)被害研究の第一人者で浜松市内の診療所などで患者の治療を続けてきた海老原勇さんのお別れ会が18日、同市中区の浜松佐藤町診療所で営まれた。診療所の医師や看護師、患者ら約150人が患者の救済に生涯をささげた故人をしのんだ。
 海老原さんは天竜区佐久間町にあった久根鉱山で働き、じん肺に苦しむ患者を救うため半世紀前に同町に移り住み、患者救済を求めた遠州じん肺訴訟にも関わった。東京に診療所を開設した後も同市天竜区の西渡診療所に週3日ほど、佐藤町診療所に月2回通い、治療に当たってきた。5月3日に佐久間町で発生した火災で命を落とした。
 お別れ会で佐藤町診療所の矢部洋所長が「海老原先生の遺志を引き継いでいく」とあいさつし、患者や看護師の代表らが思い出を語った。海老原さんの姿を追ったSBSのドキュメンタリー番組「死の棘(とげ)~じん肺と闘い続ける医師~」を見た後、参列者全員が献花した。
 佐藤町診療所で治療を受けていた大嶋勝義さん(67)=磐田市=は「先生は神様のような人。今こうして生活できるのも先生のおかげ」と語った。

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