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地域コミュニティー、進む希薄化 静岡県内

(2017/4/20 14:48)

 静岡福祉文化を考える会(平田厚代表)が県民を対象に2016年に実施した調査で、自治会などの地域コミュニティーが「潤いのある生活を営む上で非常に重要な役割を持っている」と考える人が5年前より大きく減り、半数を割ったことが20日までに分かった。地域コミュニティーの希薄化が進んでいることがあらためて浮き彫りになった。
 調査は16年8~10月に県内の男女1102人に調査用紙を配布し、619人から回答があった。
 地域コミュニティーを「潤いのある生活を営む上で非常に重要な役割を持っている」と答えたのは47%で、5年前の同様の調査に比べて15ポイント減った。地域交流への期待が薄れる一方で、今住んでいる地域での暮らしには54%が不安を感じていた。
 近所付き合いについては、「会えばあいさつする」(37%)、「時々世間話をする」(26%)など。地域行事に「ほとんど参加していない」のは28%だったものの、「呼び掛けがあれば参加する」との回答は62%に上った。
 平田代表は「関係者間での仲間づくりは進んでいるが、ほかは排他的で情報が行き届いていない。発信方法などの工夫が必要」と述べた。
 調査には常葉大の同好会「若者発『居場所』あり方研究会」のメンバーが参加した。外国語学部3年の河野恵介さん(20)は「若者が地域と無縁になり、地域の活力がなくなっていると感じる。同世代に問題提起していきたい」と話した。

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