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浜岡5号機は2000ガル 中電、最大地震動想定領域示す

(2017/12/16 08:08)
中部電力が浜岡原発の敷地内で想定する基準地震動
中部電力が浜岡原発の敷地内で想定する基準地震動

 中部電力は15日、原子力規制委員会の浜岡原発4号機(御前崎市佐倉)の審査会合で、耐震設計の目安になる「基準地震動」(最大想定の揺れ)の策定に向けて、同原発敷地内で地震動が増幅されると想定する領域を示した。原発敷地内の基準地震動は3、4号機周辺が1200ガル、5号機周辺が2000ガルになると設定した。
 中電はこれまで、敷地内の各地点の基準地震動を1200ガルと2000ガルで示していたが、領域は設定していなかった。このため2013年7月から今年3月まで、4号機と5号機の間に5カ所の観測点を設置し、期間中に発生した地震動を解析することで今回、境界線を引いた。原子力規制庁の担当者は「基準地震動の観点からの線引きに関しては理解した」と述べ、境界付近にある施設の耐震性を審査する際に、あらためて詳細な説明を求める方針を伝えた。中電は2000ガルの領域にある施設の耐震性を高めて対応する方針だ。
 5号機に関しては、09年8月の駿河湾を震源とする地震の際に地震動が増幅し、旧耐震指針で想定した揺れを超えた。5号機の地下数百メートルに「低速度層」と呼ばれる軟弱な地盤があり、地震波が屈折して揺れを大きくしたとみられている。

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