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断層上に1~2メートルの泥層 中電、分析進める 浜岡原発付近

(2017/7/1 07:58)

 中部電力は30日、都内で開かれた原子力規制委員会の浜岡原発4号機の審査会合で、同原発付近の断層上に厚さ1~2メートルの泥層が見つかったことを明らかにした。断層の上に12万~13万年前の地層が変形、変位せず存在すれば、活断層ではない根拠になる可能性がある。中電は今後、泥層の年代特定など詳しい分析を進め、周辺の他の断層に当てはまるかどうかも検討する。
 規制委が3月下旬に現地調査した断層は、風化して上部の地層が存在しなかった。規制委から「データ不足」と指摘を受けた中電は追加調査し、原発敷地から約500メートル北側に離れた地点にあるH―9断層の掘削範囲を広げた結果、泥層が確認できたという。
 中電は、H―9断層について、同原発の敷地内外を東西方向に走る9本のH断層系の一つと位置付けている。30日の審査会合では、規制委側から「H―9断層がH断層系を代表していることを説明するように」「もっと深く掘削できないか」などの意見が出た。
 同原発の廃炉を求める訴訟の原告側弁護団が指摘している、敷地内外を南北に走る断層に関しては今回議論の対象にならなかった。

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