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浜岡原発の緊急時系統トラブル 保安規定違反と判定 規制委

(2017/5/31 17:30)

 原子力規制委員会は31日の会合で、中部電力浜岡原発4号機(御前崎市佐倉)の緊急時に使う「非常用ガス処理系」が一時、使えない状態になっていたトラブルについて審議し、原子炉施設保安規定違反に当たると判定した。委員は「簡単に済む問題ではない」として原因究明の徹底を原子力規制庁に指示した。
 非常用ガス処理系は事故などで建屋内に放射性物質が漏れた際、フィルターで吸収し換気する系統。規制庁によると、2016年9月1日から、別系統と接続する部分の隔離弁が取り外されていて処理系は使えない状態だったことが、17年4月20日に判明した。ところが、この期間中、中電は処理系を使える状態と誤認。16年10月12日には核燃料の確認作業を行っていた。本来は保安規定に沿って作業前に弁を復旧させる必要があった。
 規制庁は、弁が取り外されていた期間について「安全機能の健全性を担保できなかった」とし、現時点では3段階で2番目に重い違反区分に当たると判定。今後、原因などの調査を続ける。委員からは「必要な情報を組織内で把握していない」「幅広く原因を探ってほしい」といった意見が出た。

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