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日立、浜岡の廃炉受注 事業拡大へ実績づくり

(2017/5/30 17:20)

 日立製作所が中部電力浜岡原発(御前崎市)の1、2号機に関し、廃炉作業の一部を受注することが30日、分かった。国内原発は新規建設が見込めない一方、廃炉作業が本格化する見通しで、事業拡大に向けて実績づくりを進める。
 受注するのは、原子炉の放射性物質を除去する除染装置で、受注額は設置や作業費用も含め数十億円規模とみられる。既に優先交渉権を得ており、今後正式に受注する。
 浜岡原発1、2号機は沸騰水型軽水炉で2009年に運転を終え、既に廃炉作業に入っている。原子炉を納入したのは東芝だが、除染装置は入札で日立が担うことになった。
 国内原発は老朽化が進む中、東京電力福島第1原発の事故後の法改正により運転期間が原則40年と規定された。今後、全国で廃炉が相次ぐとされ、市場も拡大しそうだ。
 日立はこれまで福島第1原発で汚染水処理やロボット調査などの作業を手掛けているが、それ以外の廃炉経験はない。浜岡原発を足がかりに、他の原発でも受注を目指したい考えだ。

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