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浜岡原発、断層追加調査へ データ補充、規制委に提出

(2017/4/22 07:45)
静岡新聞社のインタビューに応じる浜岡原子力総合事務所長の増田博武氏=21日午前、御前崎市の浜岡原発
静岡新聞社のインタビューに応じる浜岡原子力総合事務所長の増田博武氏=21日午前、御前崎市の浜岡原発

 中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)で現場最高責任者の浜岡原子力総合事務所長に1日付で就任した増田博武氏(57)は21日、静岡新聞社のインタビューに応じ、原子力規制委員会による浜岡原発3、4号機の適合性審査に関し、追加の断層調査を実施しデータを補充して規制委に提出する考えを明らかにした。3月下旬に断層の現地調査を行った規制委から、活動性を否定する根拠の充実を求められたことへの対応。
 原発の新規制基準は、断層の活動性を否定する根拠として断層の上に12万~13万年前の地層があり、その地層が変位や変形していないと証明することを求めている。中電は敷地内や周辺にあるH断層系と呼ばれる9本の断層について、活断層ではないとしているが、規制委は現地調査で「H断層系の上の地層が薄くはっきりしない」などと指摘した。
 中電によると、現地調査の際、H断層系やその上の地層を確認するために掘ったトレンチと呼ばれる溝を広げ詳しく調べることを検討している。断層や地層について磁気の帯び方や硬さの違いに関するデータも取る。
 増田所長は「確実なデータを取り、調査もして、分かりやすく提示する」と述べた。提示時期については「年ではなく月単位」とし数カ月以内に提出する考えを示した。
 
 ますだ・ひろむ 三重大工学部卒。1982年中部電力入社。浜岡原子力発電所技術部長、本店原子力本部原子力部長などを経て現職。御前崎市出身。

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