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原発審査に温度差 中電と規制委、浜岡現地調査終了

(2017/3/30 07:58)
浜岡原発の敷地内で断層を調べる石渡明委員(左)。断層の評価に関する課題も浮き彫りになり適合性審査の行方はまだ見通せない=28日午前、御前崎市佐倉
浜岡原発の敷地内で断層を調べる石渡明委員(左)。断層の評価に関する課題も浮き彫りになり適合性審査の行方はまだ見通せない=28日午前、御前崎市佐倉

 原子力規制委員会が27、28の両日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)で行った3、4号機の適合性審査に関する現地調査が終了した。中電は現地を見てもらったことで、審査の進展に期待を寄せる。ただ、規制委は中電が示した断層の評価を「データ不足」と指摘し「(地震や津波対策分野の)審査は始まったばかり」とも。適合性審査の行方はまだ見通せない。
 「いろいろ現場を見ていただいた。われわれの紙の上(審査会合)での説明が、よりリアリティー(現実味)を持って聞いてもらえると思う」。中電の阪口正敏副社長は一定の手応えを口にした。今回の調査は、原子炉建屋など重要な施設の直下に活断層がないかどうかを調べるのが最大の目的だった。活断層があると判断されれば、原発の新規制基準に基づき廃炉が不可避になる。
 浜岡原発の敷地内外には、H断層系と呼ばれる断層が計9本走っている。原子炉建屋の地下も通る。中電はいずれも活断層ではないと主張するが、規制委は妥当性について具体的な判断を示さなかった。活動性を否定する根拠が薄かったことが理由だ。H断層系は海底地滑りで生じたとの中電の説明にも、科学的な根拠の提示を求めた。

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