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浜岡原発避難 退域時検査所16カ所指定 静岡県、月内公表へ

(2017/3/9 07:43)

 中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の重大事故を想定した広域避難計画の退域時検査場所について、県は8日までに、今月中に同原発から半径31キロ圏境界付近の東西計16カ所を指定する方針を固めた。関係者への取材で分かった。県は大規模地震との複合災害が起きた場合に向かう県外避難先の受け入れ市区町村約350カ所も、今月中に公表する。
 退域時検査は避難先へ向かう前に必要で、避難者は放射能汚染がないことの証明書を受け取り、汚染があった場合は除染を受ける。
 指定箇所は東名高速道路や新東名高速道路、国道1号バイパスといった幹線道路沿いのサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)などの駐車場になる見込み。災害発生時は指定箇所に検査・除染用のテントを張り、車両を調べるゲートモニターや避難者の体表面を調べる装置などを設置する。2月に県と同原発周辺11市町が実施した原子力防災実動訓練では、浜松市の新東名下り浜松SAと藤枝市の国道1号バイパス谷稲葉PAを使用した。
 県は既に指定予定箇所の地元自治体の了解を得て、施設管理者と最終調整を行っている。県原子力安全対策課は「退避時検査場所と避難先市町名が確定すれば、広域避難計画の基幹部分が整う。関係市町と連携し、今後も計画の実効性を高める努力を続けたい」としている。
 県は2015年度末に策定した広域避難計画で指定箇所数を公表したが、具体的な設置場所をいつまでに決めるか明らかにしていなかった。

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