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浜岡原子炉透過の観測終了 名大と中電、3月に中間発表

(2017/2/18 08:11)
フィルムを取り出す関係者=17日午後、御前崎市佐倉の浜岡原発
フィルムを取り出す関係者=17日午後、御前崎市佐倉の浜岡原発

 中部電力浜岡原発2号機(御前崎市佐倉)で、宇宙線ミュー粒子を使った原子炉の透過研究を進めている名古屋大と中電は17日、半年間の観測を終え原子炉建屋地下2階に設置した観測機器を取り外した。今後、名大で解析を進め3月下旬に中間発表を行う。
 あらゆる方向から地上に降り注いでいるミュー粒子は、岩盤も透過する高い透過力がある。この性質を利用して、原子炉圧力容器や原子炉格納容器の方向から飛んで来るミュー粒子の軌跡を特殊なフィルムで捉え、圧力容器などの底部の様子を探る狙い。底部より低い位置にある地下2階に昨年8月、フィルムを設置した。
 東京電力福島第1原発のように、事故で原子炉内を直接確認することが困難な場合などに役立つことが期待されている。2015年度に実施した時よりも温度環境を安定させ、観測期間も延ばした。
 名大の研究者らがフィルムを収納容器から慎重に取り出した。名大未来材料・システム研究所の中村光広教授は「前回より精度の高いデータが得られると思う」と語った。

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