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格納容器透過研究、機材交換を公開 浜岡原発2号機

(2016/12/17 08:02)
原子核乾板が入った機材をセットする関係者=16日午後、御前崎市佐倉の浜岡原発
原子核乾板が入った機材をセットする関係者=16日午後、御前崎市佐倉の浜岡原発

 中部電力と名古屋大は16日、廃止措置中の浜岡原発2号機(御前崎市佐倉)で進めている原子炉格納容器内部の透過研究について、機材交換の現場を報道陣に公開した。研究が問題なくできているか確認する狙いで、名大の研究者は「順調に進んでいる」とした。
 中電と名大は今年8月、2号機原子炉建屋地下2階に「原子核乾板」(縦25センチ、横30センチ)と呼ばれる特殊なフィルム計12枚を収納容器に入れて設置した。あらゆる物質をすり抜ける宇宙線「ミュー粒子」が、原子炉格納容器を経て原子核乾板を通過する軌跡を捉えることで、格納容器やその中にある原子炉圧力容器の底部の様子を探る。東京電力福島第1原発のような重大事故の際に役立つことが期待されている。
 すべての原子核乾板を新しいものに取り換えた。観測は来年3月までで、取り外した原子核乾板は同大で解析を進め、新しい乾板と合わせ観測結果を実験終了後に公表する。
 名大未来材料・システム研究所の中村光広教授は「原子炉格納容器内部が捉えやすい位置に原子核乾板が設置できたことが今回の実験の特徴で、いい結果が得られると考えている」と話す。

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