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海外の研究者ら視察 浜岡原発、放射線のコンクリ壁劣化調査

(2016/11/10 07:54)
くりぬかれたコンクリート壁のサンプル。海外の研究者が視察した=9日午後、御前崎市佐倉の浜岡原発
くりぬかれたコンクリート壁のサンプル。海外の研究者が視察した=9日午後、御前崎市佐倉の浜岡原発

 原発内のコンクリート構造物に放射線が与える影響を研究している国際委員会(ICIC)の会議が9日、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発で初めて行われた。米国やスペインなど8カ国30人の研究者が、廃止措置中の1号機で進められている影響調査の状況を視察した。中電によると、長年運転した原発のコンクリート壁が、周囲の環境や放射線の照射量などの違いによってどのような影響を受けたかという調査や研究はほとんどない。その評価方法を確立し、稼働できる原発の劣化管理に役立てるため、1号機のコンクリート壁のサンプルを40カ所以上採取する作業を進めている。
 視察は非公開で行われた。一行はコンクリート壁をくりぬいた現場を訪れ、採取の工法や研究の狙いなどの説明を受けた。
 研究者らは、10日まで名古屋市で行われる同委員会の総会の一環で訪れた。議長を務める名古屋大大学院の丸山一平教授(建築材料学)は「中電はコンクリートの劣化状況の研究に包括的に取り組んでいる。基礎データを蓄積すれば、世界にアピールできる」と研究の意義を強調した。

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