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牧之原でヨウ素剤配布開始 原発5キロ圏「線引き」に疑問の声

(2016/10/23 08:48)
PAZ圏の住民に安定ヨウ素剤(手前)を配布した説明会=22日午後、牧之原市の地頭方体育館
PAZ圏の住民に安定ヨウ素剤(手前)を配布した説明会=22日午後、牧之原市の地頭方体育館

 中部電力浜岡原発(御前崎市)に隣接する牧之原市で22日、国の原子力災害対策指針に基づき、原発事故時に甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の事前配布が始まった。対象は同原発からおおむね5キロの予防防護措置区域(PAZ)の1万3770人。市内は静岡県内で唯一、PAZと同5~31キロの緊急防護措置区域(UPZ)が混在するため、市民からは「線引きすることなく市全域で配るべき」との声も上がる。
 指針などでは、事前配布の対象は、即時避難を始めるPAZの住民を原則としている。UPZは屋内退避後、必要に応じて避難時などに緊急配布される。
 UPZ圏に位置する牧之原市菅ケ谷。PAZ圏の大沢区との境界線近くに住む60代の男性は「川を1本挟むだけ。ここに、どんな違いがあると言えるのだろう」とこぼす。市も「緊急避難時にUPZ圏への迅速かつ効果的な配布は困難」として9月、市内全域に事前配布するよう求める要望書を県に提出した。

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