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原子力災害の対応検証 中電、浜岡で全社防災訓練

(2016/10/18 17:00)
原子力災害を想定した訓練に臨む参加者=18日午前、御前崎市佐倉の浜岡原発
原子力災害を想定した訓練に臨む参加者=18日午前、御前崎市佐倉の浜岡原発

 中部電力は18日、浜岡原発(御前崎市佐倉)の重大事故を想定した全社防災訓練を実施した。浜岡原発では運転中の4号機の原子炉を冷却する機能が失われたとして、事故収束の対応に当たった。余震が頻発した熊本地震も踏まえ、余震への対応をしながら原子力災害にも臨む態勢を検証した。
 巨大地震の発生後に別の要因で原子力災害も起きたと想定。注水機能が失われ炉心損傷に至ったため、放射性物質を大幅に取り除いて排気する装置「フィルター付きベント」を準備する段階までの訓練に臨んだ。前回同様、戦略を立案する訓練者には訓練内容を明かさない「ブラインド方式」で進めた。
 緊急時対策所では参集した要員が、班に分かれ、原子炉の状況や敷地内外の放射線量の変化などについて慌ただしく情報収集。情報を基に、緊急事態対策本部が名古屋市の本店などとテレビ会議で対応策を検討した。
 4号機の中央制御室を模した「シミュレータ室」では、運転員が「再度、地震発生」などと声を掛け合いながら、事態の進展に応じて原子炉を冷却するための対策を講じた。
 全社防災訓練は、台風の影響で2度延期された。中電によると、訓練は19日まで続けられ、参加者は浜岡原発内の630人を含め全体で約1万人。

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