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機能復旧に最長1カ月 浜岡原発重大事故で中電試算

(2016/9/16 07:53)

 原子力規制委員会による中部電力浜岡原発4号機(御前崎市佐倉)の審査会合が25日、都内で開かれた。中電は重大事故の発生時、原子炉の安定状態を長期的に保つため、発生した熱を取り除く機能を最長1カ月程度で復旧させることが可能だとする試算結果を示した。
 中電の説明によると、重大事故時には格納容器の破損を防ぐための排気設備「フィルタベント」を活用するとともに、注水するなどして原子炉の安定状態を維持する。この安定状態を長期的に保つのに、熱を取り除く機能が必要だが、事故の際にこの機能を喪失するケースが想定される。
 中電は機能喪失の原因について、国内外の過去の事例から「電動機の故障が多く、復旧作業に時間を要する」と分析。故障した電動機を取り換えるのに必要な作業時間などを試算し、重大事故時は「作業開始から10日~1カ月で復旧できる」とした。
 また、原子炉建屋内の復旧作業エリアに遮蔽(しゃへい)体を設置することで「作業員の放射線影響は低減できる」と説明した。

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