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「心の重荷 取りたい」 袴田さん姉、無罪求める

(2017/11/7 07:44)
最後の3者協議に臨むため東京高裁に入る弁護団と袴田巌さんの姉秀子さん(中央)=6日午後2時55分、東京都千代田区
最後の3者協議に臨むため東京高裁に入る弁護団と袴田巌さんの姉秀子さん(中央)=6日午後2時55分、東京都千代田区
即時抗告審の流れ
即時抗告審の流れ

 「いい結果が出てくれると思う」―。旧清水市で1966年、みそ製造会社専務宅が全焼、一家4人が他殺体で見つかった事件で、強盗殺人罪などで死刑判決を受け再審請求中の袴田巌さん(81)の姉秀子さん(84)は6日、締めくくりとなった3者協議後に開かれた記者会見で手応えを語った。
 秀子さんによると、袴田さんは6~9時間も散歩やランニングのため外出する日々。釈放当初は顔面から表情が消えていたが、最近は話もし、笑うようになった。ただ、午前中は精神的に不安定になることが多く、手を顔の上にかざしてお祈りをするようなしぐさをしているという。
 「精神的には拘置所の中にいるのではないか。無罪判決まで行かないと、心の重荷は取れない」と秀子さんは苦しそうに話す。
 3者協議で弁護団は、今回で協議を打ち切るよう求める文書を大島隆明裁判長に提出。西嶋勝彦弁護団長は「(今後のスケジュールについて)検察からは反論はなかった。一日も早く再審公判に移行したい」と述べた。
 一方、東京高検は弁護側DNA型鑑定の検証実験を行った鈴木広一・大阪医科大教授の追加意見書など計18点の証拠を提出し、再審開始に真っ向から反対する姿勢を貫いている。

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