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弁護団、3者協議終了申し入れへ 袴田さん即時抗告

(2017/11/3 07:37)

 袴田巌さん(81)の即時抗告審を巡り東京高裁で開かれている裁判官、検察官、弁護団の3者協議について、弁護団は次回6日の会議で大島隆明裁判長に対し、3者協議を同日で終えるよう文書で申し入れる方針を固めた。2日までに、関係者が明らかにした。申し入れにより、年内結審の流れが強まりそうだ。
 次回で3者協議が終了した場合、来春にも高裁決定が出る可能性がある。大島裁判長は3者協議の場で、年内に弁護側と検察側双方から最終意見書を提出させる方向性を示唆してきた。検察側の対応が注目される。
 弁護団は、袴田さんの取り調べ録音テープと調書の食い違いについて分析した意見書を作成した大学教授らの証人尋問も既に申請しているが、早期結審が見込める場合、撤回する意向という。
 3者協議は2014年8月以降、1、2カ月に1回のペースで行われてきた。今年9月には、静岡地裁の再審開始決定の根拠の一つになった「犯行着衣の半袖シャツの血痕は袴田さんのものではない」と結論付けた弁護側DNA型鑑定を行った研究者と、同高裁が検証実験を嘱託した研究者2人に対する鑑定人尋問が行われた。
 西嶋勝彦弁護団長は即時抗告審について「袴田さんの年齢を考えれば、これ以上決定が遅れる事態は避けるべきだ」と述べた。

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