静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

9月26、27日鑑定人尋問決定 「袴田事件」3者協議

(2017/7/21 07:52)

 静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(81)の即時抗告審3者協議が20日、東京高裁(大島隆明裁判長)であり、9月26、27の両日に決定の根拠の一つになった弁護側DNA型鑑定に関して専門家2人に対する鑑定人尋問を行うことで決まった。
 尋問を行うのは、弁護側鑑定で「犯行着衣とされた半袖シャツの血痕は袴田さんのものではない」と結論した本田克也筑波大教授と、高裁の嘱託で本田教授が用いた「選択的抽出法」と呼ばれる手法などについて検証実験を行った鈴木広一大阪医科大教授の2人。
 鈴木教授は先月、高裁に提出した最終報告書で選択的抽出法について否定的な見解を示していて、東京高検は今月19日、高裁に対し「静岡地裁決定は誤りであることを明らかにした」との意見書を提出している。「(鈴木教授の最終報告書は)弁護側鑑定と矛盾しない」とする弁護団と真っ向対立中だ。
 尋問には袴田さんの姉の秀子さん(84)も立ち会うという。会見した西嶋勝彦弁護団長は「尋問を通じて、鈴木教授のやり方では本田教授の手法を否定したことにはならないことを示したい。これで(長期化している)即時抗告審の最終決着としたい」と述べ、年内に最終意見書を提出する考えを示した。

「袴田事件」の記事一覧

ロード中 関連記事を取得中...

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト