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「報告書待つ意味ない」弁護団が意見書 「袴田事件」3者協議

(2017/5/24 07:42)

 静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(81)の即時抗告審で、東京高裁と東京高検、弁護団による3者協議が23日、同高裁(大島隆明裁判長)であった。弁護団は、地裁決定の根拠の一つになった弁護側DNA型鑑定の検証実験について「高裁が嘱託した大学教授の最終報告書を待つのは無意味だ」とし、検察による抗告の速やかな棄却を求める意見書を提出した。
 大学教授が今年2月に提出した中間報告書は、「選択的抽出法」と呼ばれる鑑定手法について「血液由来のDNAを取り出すために使った『抗Hレクチン』がDNAそのものを分解する」などと有効性を否定。最終報告書は提出期限だった4月末には間に合わず、今月末に延期された。
 意見書は「依頼された事項と無関係の実験を進めており、期間の長さは異常だ」などとしている。次回協議は6月29日、次々回は7月20日に決まり、大学教授と、弁護側DNA型鑑定を担当した別の教授の尋問について協議を進める見通し。

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