静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

尾行記録開示申し立てへ 袴田さん即時抗告審、弁護団が方針

(2017/3/18 08:25)

 2014年3月に静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(81)の即時抗告審で、県警が袴田さんに対して行った張り込みや尾行の捜査報告書を開示するよう求める「証拠開示命令申立書」を弁護団が近く東京高裁に提出する方針を固めたことが17日、関係者への取材で分かった。
 開示を求める捜査報告書は、事件が発生した1966年6月30日から袴田さんが逮捕された同年8月18日までの全て。
 確定判決では、袴田さんは奪った金を勤務先のみそタンクの下に隠し、その一部を同僚の女性に預け、残りを自分で使ったとされた。逮捕後には、現場近くの郵便局で「イワオ」などと書かれ、記番号の部分が焼損した紙幣入りの封筒が見つかっていて、筆跡などからこの女性が清水署宛てに郵送しようとしたとされていた。
 弁護団の一人は「尾行記録の開示で、袴田さんは自分の収入以上の金銭消費はしておらず、紙幣入り封筒は警察のねつ造であることが証明される。袴田さんの無実は明確になる」と説明した。
 弁護団によると、当時の県警刑事部作成の捜査記録には「50日間被告人を泳がせた。連日連夜、張り込みを実施し、被告人が外出すれば、尾行を行った」との記載があるが、これまで尾行記録は証拠提出されていない。

「袴田事件」の記事一覧

ロード中 関連記事を取得中...

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト