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13年目の防災講座、職員が「授業」 静岡県東部危機管理局

(2017/12/24 11:05)
生徒や教職員を対象に行われた防災講座=12月5日、伊豆の国市の県立東部特別支援学校
生徒や教職員を対象に行われた防災講座=12月5日、伊豆の国市の県立東部特別支援学校
生徒たちがゲームをしながら緊急時の対応を学んだ県立伊豆中央高の防災講座=12月12日、伊豆の国市
生徒たちがゲームをしながら緊急時の対応を学んだ県立伊豆中央高の防災講座=12月12日、伊豆の国市

 教員籍を持つ県東部危機管理局職員が管内の高校や特別支援学校に出向いて、防災の担い手を育成する取り組みが2017年度で13年目を迎えた。難しくなりがちな内容を学校現場に熟知した「先生」が分かりやすく説明するスタイルで、地域の防災力向上に一役買っている。
 主催する県東部危機管理局は毎年度末、管内の高校や特別支援学校に受講の希望を調査。17年度は私立を含め47校から受講希望が集まった。担当職員は座学だけでなく、避難所運営を模擬体験する「HUG」や災害時の判断力を学ぶ「クロスロード」といったゲームを交えながら、講座を進める。
 17年度、講座を担当しているのは県東部危機管理課の牧田晋吾主任(36)。県教委健康体育課との併任で、16年度までは県立沼津工業高で教壇に立っていた。「生徒たちが興味や関心を持てる内容の講座にしたい」と話す。
 12月5日に伊豆の国市の県立東部特別支援学校で行われた講座には、生徒や教員ら約30人が集まった。講座に先立ち、火災を想定した避難訓練が行われ、生徒たちは介助の職員とともに車椅子で指定の場所へ向かった。
 講座では牧田主任が火事や地震、津波発生時の対処法をクイズ形式で教えた。「火事が起きたときは『火事だ』と大声で叫んでほしい」との説明に、生徒のみならず教職員も神妙な面持ちで聞き入った。同校防災課長の喜多健一郎教諭(36)は「車椅子の子どもたちがいざという時に介助の職員に対処法を発信できるほどのレベルに高まれば」と話す。

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