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高塚川の浸水対策急ピッチ 浜松市、大規模被害から2年

(2017/9/24 13:10)
秋雨前線や台風の影響で大規模な浸水被害が発生した浜松市の高塚川流域=2015年9月上旬、同市南区(本社ヘリ「ジェリコ1号」から)
秋雨前線や台風の影響で大規模な浸水被害が発生した浜松市の高塚川流域=2015年9月上旬、同市南区(本社ヘリ「ジェリコ1号」から)

 2015年9月、秋雨前線と台風18号の影響で浜松市南部の高塚川流域で大規模な浸水被害が発生してから2年が経過した。市はことし3月、高塚川の浸水対策アクションプランを策定し、河川改修とともに土のうステーションの設置や河川映像のインターネット配信などの対策を進めている。同プランは同規模の降雨に対して「床上浸水ゼロ」を目標に掲げるが、近年全国各地で集中豪雨による水害が多発しているため、市は対策を急いでいる。
 高塚川流域では近年浸水被害が頻発している。15年9月7~8日の大雨では総雨量が231ミリに達し、16戸が床上、71戸が床下浸水した。14年と10年にも床上浸水が発生し、04年11月の大雨では最大時間雨量が64ミリに上り、多数の住宅が浸水被害を受けた。
 馬込川支流の高塚川の流域は水がたまりやすいくぼ地になっている。近年は宅地化が進んだ影響で、以前は田畑に貯留していた雨がすぐに川へ流れ込んでしまうことが被害多発の原因とみられる。馬込川の水位が上がると、高塚川の水が流れにくくなり、高塚川につながる水路や排水路があふれる「内水被害」による浸水が起きやすいという。
 市は高塚川の川底を掘ってより多くの水を流せるようにする河床掘削を進め、約3分の1の作業が完了した。小中学校の校庭などにせきを設け、一時的に雨水をためて川に流れ込む水の量を調整する貯留施設の整備も続けている。

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