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考え動く「防災力」育む 日赤・小中高生向けプログラム

(2017/5/28 11:00)
集団ゲームで知恵を出し合うクラーク記念国際高の生徒=4月下旬、静岡市葵区
集団ゲームで知恵を出し合うクラーク記念国際高の生徒=4月下旬、静岡市葵区

 災害時に率先して動ける子どもを育成しようと、日本赤十字社県支部が、小中高生対象の防災講座に力を入れている。まず自らの命を守った上で、中高生には地域防災の担い手としても期待が掛かる。青少年赤十字(JRC)が2015年に完成させた防災教育プログラム「まもるいのち ひろめるぼうさい」を基に、同支部は子供たちが自ら考え行動する力を身に付けることに主眼を置いている。
 クラーク記念国際高(静岡市駿河区)の1~3年生の生徒約140人を対象に、4月26日に同市葵区で実施した講座では、避難所生活で必要になる能力を磨くためのワークショップを行った。生徒が取り組んだのは集団ゲーム。学年が異なる6~7人で1班をつくり、ペンを差した空のペットボトルを班員がそれぞれ利き手の人さし指だけで協力して支え、図形を描くことに挑戦した。生徒はグループ内で知恵を出し合い、回数を重ねる度に正確な図形を描けるようになった。
 大規模災害発生後の避難所生活では、職業や年齢、経験などに関わらず誰もが自由に意見を述べ、自主運営で環境改善に取り組むことが重要。集団ゲームで生徒たちは活発な意見交換を行うためのコミュニケーション力や、意見の対立が起こった際に全員が納得できる形で話し合いを進めるリーダーシップなどを学んだ。
 講師を務めた同支部奉仕・青少年係の福原章浩さん(61)は「避難所生活を送ることになった時も、今回のワークショップと同じように、問題点に気付いて周りに働き掛ける積極性を持ってほしい」と生徒たちに求めた。

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