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避難所運営に女性視点 静岡県内市町、防災講座やマニュアル改訂

(2017/4/23 12:25)
第1回の講座の感想を話し合う参加者の女性たち。全9回の講座を通じて地域防災リーダーを目指す=11日午前、裾野市
第1回の講座の感想を話し合う参加者の女性たち。全9回の講座を通じて地域防災リーダーを目指す=11日午前、裾野市

 東日本大震災や熊本地震では、性別への配慮に欠けた避難所運営で、女性がストレスを抱えるケースがあった。こうした事例を受け、避難所運営に女性の視点を取り入れようという動きが広まっている。静岡県内各市町では女性を対象にした防災講座を開催して「地域の防災リーダー」の養成を進めるほか、避難所運営マニュアルを改訂したり、防災会議の女性委員を増やしたりしている。
 「防災力は生活力の延長線上にある。暮らしの中で、できることから習慣にしましょう」。裾野市は4月、防災講座「みんなで話そう!女性にやさしい避難所ライフ」を市内で開講した。女性30人が参加し、9月までの9回講座で地域の防災リーダーを養成する。参加する同市地域活動母親クラブ会長の渡辺直子さん(43)は「防災力を身に付け、周りを引っ張るママになりたい」と意気込む。
 東日本大震災や熊本地震では、主に地元自主防災組織の男性役員らが避難所の運営に携わった。着替えスペースや授乳室が確保されないなどプライバシーが守られなかったほか、女性が必要とする物資が要望しにくい雰囲気があるなど、女性が避難所生活でストレスを抱えるケースが少なくなかったという。
 こうした実情を踏まえ、女性に配慮した防災対策に関するさまざまな取り組みが行われている。内閣府は2016年度から女性に配慮した避難所運営に関する全国の自治体職員向けの研修を行う。

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